図書館で週1回ESOL(English for Speakers of Other Language) のクラスをとっています。レキシントン出身のLincoln大統領夫人のことを勉強し、先月その生家を訪れました。そのクラスで勧められたのが映画「Lincoln」です。2012年公開のこの映画、ダニエル・デイ‐ルイスがリンカーン大統領を、サリー・フィッシャーが夫人を演じ、スティーブン・スピルバーグが監督、音楽はジョン・ウィリアムズ、更にトミー・リー・ジョーンズも出演しているハリウッド映画です。図書館でDVDを借りて字幕付きで鑑賞しました。大統領に再任され2ヵ月目の1865年1月から暗殺される4月までの4カ月の間のお話し、特に南北戦争末期、1865年1月31日に合衆国憲法修正第13条が可決されるまでがメインでした。予備勉強で、修正13条が奴隷制廃止とは知っていましたが、奥さん、息子達との絡みはまだしも、政治的背景などの知識がなくて字幕を読んでも難しい映画でした。数年前に訪れたデトロイトのフォード博物館で、「暗殺された時に座っていた劇場の椅子」を見た事を思い出しました。