レキシントンにあるWaveland Historic Site見学ツアー後編です。Wavelandは畑の麻が風に吹かれて大きく波打つように揺れた事から名づけられたそうです。広い邸宅内を見学後は隣接する奴隷棟（↑↑↑）の見学です。Waveland内で作られたレンガで建てられ、ここまで奴隷棟がしっかりした建造物なのは大変珍しいそうで、窓ガラスが入っていて暖炉もありました。邸宅は内部も全てそのまま残っていますが、奴隷棟は床板を取り付けたり、内部は全て想像での再現だそうです。この広大なWaveland、ギャンブル好きな息子のせいで、オーナーが変わりましたが内装を変えず、その後、ケンタッキー大学が管理、そして現在はケンタッキー州が管理して博物館となっています。南北戦争前の1840年代に建てられた大きな邸宅が残ったのは、火事が一度、それも歴史的建造物になった以降に一部だけ焼けてしまったそうです。奴隷棟や燻製用のSmoke House（↓）、氷貯蔵用のIce Houseも現存しています。ツアー終了後、またGift Shop（一番下の写真）に立ち寄って、資料を見たり、現在週1回開催しているアフタヌーンティーの事を聞きました。お庭も散策できるようになっていて、ワンコ連れで歩いている人もいました。是非また再訪したいと思います。
